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Sunday, December 24, 2023

佐久長聖、最短5区にエース級投入 層の厚さで圧倒 高校駅伝 - 毎日新聞

5区、力走する佐久長聖の佐々木哲=京都市内で2023年12月24日、中川祐一撮影 拡大
5区、力走する佐久長聖の佐々木哲=京都市内で2023年12月24日、中川祐一撮影

全国高校駅伝・男子(24日、京都)

7区間42・195キロ

優勝=佐久長聖(長野) 2時間1分0秒

 最短区間の5区3キロに5000メートル14分3秒台の記録を持つ選手を置ける層の分厚さ。佐久長聖は他を寄せ付けなかった。日本選手のみで大会記録を10秒更新し、2位に1分49秒の大差で3度目の優勝を飾った。

 5000メートル13分台の選手が6人おり、レース前から優勝候補筆頭だった。昨年優勝で留学生を擁するライバルの倉敷が1区で大きく出遅れると、佐久長聖の高見沢勝監督は「安心感が生まれた」という。4区で倉敷に15秒差に詰められたが、佐久長聖の強みは後半だった。

 5区は3キロと短いが、上りのコースのため地力の差がタイムに大きく影響する区間だ。ここで佐久長聖は持ちタイムが7人の中で唯一14分台の佐々木哲選手を起用した。他校ならエース級の選手を5区に配置できるぜいたくな布陣だった。

 佐々木選手は1972年の第23回大会で誕生した区間記録8分22秒を8秒更新する快走を見せた。倉敷との差を51秒に広げて勝負を決め、「(8分22秒は)約50年前の記録とは聞いていた。(更新を)狙える状態で自信はあった。しっかり突き放せてチームに貢献できてよかった」と喜んだ。

 佐久長聖は過去2度の優勝経験があり、全国から素材のいい選手が集まる。卒業生には大迫傑選手(ナイキ)らオリンピック代表選手も複数いる。陸上競技に取り組む意識の高い集団で、選手が切磋琢磨(せっさたくま)できる環境は、高見沢監督が言う「伝統の力」である。

 昨年は日本選手のみの高校最高記録を更新したが、倉敷に敗れて2位。今年は倉敷が前回作った大会記録を塗りかえた。3000メートル障害の高校記録保持者で、1区4位としっかり流れを作った永原颯磨主将は「史上最速、最強なんじゃないかな」と誇る。持ちタイムの速さ通り、力を出し切った。【荻野公一】

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