
大谷翔平投手(29)と山本由伸投手(25)の両獲りに成功したドジャースが、来季世界一の“大本命”に浮上した。山本がド軍と12年総額3億2500万ドル(合意時点のレートで約465億円)での合意を受け、ニューヨーク・ポスト紙電子版は22日(日本時間23日)、「ドジャースが山本と契約後、ワールドシリーズ(WS)の優勝候補となった」と題した記事を掲載した。
日本最強コンビの誕生は、全米から高い注目を集めている。記事によると、米大手ブックメーカー「BetMGM」によるド軍のWS優勝オッズが、FA戦線開始前の11月時点に「+800(100ドル賭けて9倍の900ドル獲得)」で全体2位だったが、大谷がド軍入りを表明した9日(同10日)時点で「+550(6・5倍)」となり、ブレーブスをかわし1番人気に躍り出た。由伸が合意に達したことで、この日さらに下がって「+400(5倍)」となった。
山本の契約内容も徐々に見えてきた。「ジ・アスレチック」のローゼンタール記者のX(旧ツイッター)への投稿によると、6年目と8年目の終了時に契約破棄(オプトアウト)できる条項が盛り込まれ、総額の中に5000万ドル(約72億円)の契約ボーナスも含まれているという。さらに、年俸は契約序盤は低く、終盤につれて高くなる「バックロード式」となっている。仮にオプトアウトした際に山本側が受け取れる額は少なくなる形だ。
一方、ド軍と最後まで競っていたヤンキースは総額こそ3億ドルと下回ったものの、年俸は契約時期による傾斜はついておらず、オプトアウト条項も5、7年目終了時とド軍よりそれぞれ1年早い好条件だった。しかし、25年に大谷が二刀流を再開させたあと、ド軍は先発ローテを6人でゆとりを持って回す構想があり、その点もド軍入りに傾いた理由と報道された。
山本由伸、大谷翔平両獲りに成功でドジャースが世界一の大本命 WS優勝オッズが9倍から5倍の1番人気に - スポーツ報知
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