中日に勝ち、笑顔を見せる巨人・原監督（左）と菅野
◇１７日 中日０―２巨人（バンテリン）
巨人・菅野智之投手が６イニング１／３を６安打無失点と力投。７月８日以来４０日ぶりの白星となる３勝目（５敗）を挙げた。
「できれば７回を投げきりたかったですが、今日できることはできた」。特に手応えがあったのは真っすぐだという。「この１週間すごい良かったですし、今日投げてて、出力を出すコツというか、こうすれば出るなっていうのは自分の中で見つけられたので、今後の試合が楽しみです」。３回２死満塁では石川昂を１５３キロの真っすぐで右飛に打ち取るなど、いい感覚で投げられた。「（７回に）あと１つアウトを取ってくれたら１００点」と話した原監督も「真っすぐを軸に放っていくのが彼のスタイル」とうなずいた。
この勝利で中日戦は通算２０勝となり、球団史上８人目となるセの全５球団から２０勝以上を達成。「なかなかいい数字だなと思う。まんべんなく勝てているんだなというのはある」と喜んだ菅野は、「ここから、（セの）全球団から３０勝というのをまず目標にやっていきたい」と力強く語った。
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