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Friday, September 23, 2022

大谷翔平が14勝目、初のシーズン200K…9試合連続ヒットで自ら援護点も - 読売新聞オンライン

 米大リーグは23日(日本時間24日)、各地で行われ、大谷翔平が所属するエンゼルスは敵地でツインズと対戦。先発投手兼3番指名打者(DH)で出場した大谷は、投手として14勝目を挙げ、メジャー5年目で初となるシーズン200奪三振にも到達した。六回、1点差に詰め寄られ、なおも無死満塁のピンチを招いたところで降板となったが、DHとして出場を続けた七回には9試合連続安打となる適時打を放ち、自ら援護点をたたき出した。23日の登板イニング数は5回3分の0で、レギュラーシーズンの規定投球回(162回)まではあと9回となった。(デジタル編集部)

エンゼルス011 001 100=4

ツインズ 100 001 000=2

▽投球内容

【一回】1番のアラエスを二ゴロに打ち取った後、四球、死球、四球で一死満塁のピンチを招いた。5番ケーブには二塁手レンヒフォへの痛烈な打球を打たれたが、レンヒフォは打球を捕り損ねた後、遊撃手ソトへ送球して二塁封殺。さらに、ソトは三塁手ダフィーへ送球し、ダフィーが二塁走者にタッチして3アウトとなった。しかし、3アウト目のタッチより三塁走者の生還が早く、ツインズに1点が入った。

【二回】6番サンチェスを三ゴロに打ち取り、7番ウォルナーには四球。しかし続くコントレラス、パラシオはスライダーで2者連続の空振り三振に仕留めた。200奪三振まではあと2個。

【三回】打順は2巡目に入り、先頭のアラエスはカットボールで遊飛。2番ミランダもスライダーで遊飛とした。3番ゴードンにはファウルで粘られながらも、6球目のスライダーで中直に打ち取り、この日初めて三者凡退とした。3回を終え、球数は43球。

【四回】この回先頭のウルシェラには四球を与えたが、続くケーブはカットボールで空振り三振。サンチェスは2ボール2ストライクから内角のカーブで見逃し三振に仕留め、シーズン200奪三振に到達した。さらにウォルナーもフルカウントから直球で見逃し三振を奪い、この回は3者連続三振とした。4回を終え、球数は62球。

【五回】コントレラスは2ボール2ストライクからカーブで空振り三振。続くパラシオもスライダーで空振り三振に仕留め、四回から5者連続三振とした。打順は3巡目に入り、1番アラエスには左前打でこの日初の安打を許したが、2番ミランダは遊ゴロに打ち取った。5回を終え、球数は80球となった。

【六回】この回先頭の3番ゴードンに左前打を打たれると、ウルシェラは四球。続くケーブには中前への適時打を許し、1点差に詰め寄られた。さらにサンチェスにはフルカウントから低めいっぱいのカットボールがボールと判定されて四球となり、無死満塁のピンチを招いたところで降板となった。球数は100球だった。続いてマウンドに上がった2番手のループは後続を断ち、大谷は5回3分の0を投げて、2失点となった。

▽打席結果

 ツインズの先発は、9月にメジャーデビューした24歳の右腕、バーランド。

【第1打席】一回二死走者なし。初球のカットボールから積極的に振りにいったが、遊ゴロに終わった。

【第2打席】三回二死一塁。第1打席と同様、初球打ちを見せたが、低めのチェンジアップをとらえた当たりは、一塁手正面の一ゴロとなった。

【第3打席】五回二死三塁。2ボール2ストライクから最後は外角低めのチェンジアップを打ち上げ、左飛に倒れた。

【第4打席】七回二死一、二塁。投手は3番手の左腕、ティールバーに代わった。1ストライクから2球目の真ん中直球を中堅へ弾き返し、9試合連続安打となる中前への適時打で4点目をたたき出した。

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