AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は18日、グループリーグ第2節を行った。川崎フロンターレは広州FC(中国)と対戦し、8-0で今大会初勝利。21日の第3節ではジョホール(マレーシア)と対戦する。
初戦の蔚山現代戦では先制を許したものの、試合終了間際にDF車屋紳太郎が同点ゴールを挙げ、ドローに終わった。短期集中開催の第2節では広州FCと対戦。広州FCは初戦のジョホールに0-5と大敗している。
4-3-3の布陣を敷き、GKはチョン・ソンリョン、4バックは右からMF瀬古樹、MF塚川孝輝、車屋、デビュー戦のMF松井蓮之が並ぶ。アンカーはMF小塚和季。インサイドハーフはMF脇坂泰斗とMFチャナティップを置き、前線3枚は右からFW小林悠、FW知念慶、FW宮城天が並んだ。
川崎Fは、前半からゴールラッシュ。前半7分、脇坂の左CKを知念が頭で合わせて先制に成功する。同12分には車屋のロングフィードに反応した宮城がPA左の深い位置から折り返し、知念が左足ボレー。早々に2-0と点差を広げた。
さらに前半15分、右CKのこぼれ球を車屋が押し込み、2試合連続ゴール。20分には瀬古が敵陣PA内でファウルを受けてPKを獲得し、小林が一度外しながらも押し込んで、チーム4点目を挙げた。39分には波状攻撃から宮城のシュートがゴール右ポストに直撃。跳ね返りを小林が押し込んだ。
前半を5-0で折り返した川崎Fは2枚の交代カードを切る。知念と松井が下がり、プロデビュー戦となるFW五十嵐太陽とDF田邉秀斗が入る。小林がトップに入り、五十嵐が右ウイングに、田邉は左SBに入った。
後半5分にチーム6点目。車屋のロングフィードに宮城が反応し、そのままPA左に入る。冷静にゴールに流し込み、6-0と点差を広げた。同13分には脇坂に代わり、高校3年生DF高井幸大が途中投入でプロ初出場となった。高井は右CBに入り、塚川が右インサイドハーフに移動している。
後半24分、チャナティップに待望の移籍後初ゴールが生まれる。中盤でボールを奪うと、そのままドリブルで中央突破。PA右から右足を振り抜き、ゴール左に突き刺した。直後には小林が下がり、FW遠野大弥が入る。26分には左CKから宮城が折り返し、五十嵐のプロ初アシストを経由して車屋が今大会3点目をマーク。8-0とした。
終盤には宮城に代わって最後のカードでMF橘田健人が入る。試合はそのまま終了し、川崎Fが8-0で快勝。若手デビューや新加入選手の初ゴールなど、実りの多い白星となった。
●ACL2022特設ページ
川崎Fが大量8発で広州FCを撃破! 五十嵐太陽&高井幸大がデビュー、チャナ初弾など実り多き白星に | ゲキサカ - ゲキサカ
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