しかし、マドリーも黙っていない。その2分後、ヴィニシウスが自陣から一気に持ち上がり、そのまま右足でフィニッシュ。大ブレイク中の21歳がひとりで攻撃を完結させ、再び1点差とする。
ド派手な打ち合いから、その後は少し落ち着いたゲーム展開となるなか、迎えた74分に次の1点を奪ったのはシティだった。ペナルティエリア手前でセカンドボールを回収したベルナウド・シウバが切れ込み、左足で強烈なシュートを叩き込んだ。
白い巨人も食い下がる。82分、ラポルトのハンドでPKを得ると、ベンゼマがど真ん中へのパネンカを成功させた。絶好調のフランス代表FWは、これで今シーズンのCL14点目となり、得点ランキングでレバンドフスキをかわし、単独トップに浮上した。
ただ、マドリーの反撃はここまで。結局、衝撃の乱打戦は4―3で終わり、シティがホームで先勝した。雌雄を決する第2レグは、舞台をマドリーの本拠地サンティアゴ・ベルナベウに移し、来月4日に行なわれる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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マンCが4―3でド派手な打ち合いを制し、ホームで先勝!マドリーは驚異的な粘りも一歩及ばず【CL準決勝】 - サッカーダイジェストWeb
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