大リーグ、エンジェルスの大谷翔平選手が26日、ホワイトソックスとのオープン戦に1番・指名打者で先発出場しオープン戦1号となる先頭打者ホームランを打ちました。
大谷選手は、来月7日に行われる開幕戦で大リーグでは自身初の開幕投手を務めることが決まっています。
26日、アリゾナ州グレンデールで行われたホワイトソックスとのオープン戦はピッチャーとして先発予定でしたが、疲れをためずベストの状態で開幕を迎えるためとして登板を回避し、バッターとして1番・指名打者で先発出場しました。
1回の第1打席、プレーボールの直後に相手ピッチャーの初球をとらえ、オープン戦1号となる先頭打者ホームランを打ちました。大谷選手の豪快な一打に詰めかけたファンから大きな歓声が上がり、大谷選手もベンチに戻って笑顔を見せました。
このあと2回の第2打席ではフォアボールを選び、4回の第3打席は高めの速球をフルスイングしましたが空振りの三振となり、6回にまわってきた打席で代打を送られました。大谷選手、この試合は2打数1安打1打点でした。
先発登板回避は「ベストの状態で開幕迎えるため」
大谷選手は登板回避の理由について「単純に中4日でいくと疲れがたまった状態で開幕を迎えることになり、スケジュール的に難しい。実戦感覚を養いつつその中で休みも取りながらベストの状態で開幕を迎えるプランを考えたつもりだ」と説明しました。
そのうえで、開幕投手を任されたことについては、「うれしかった。光栄なことなのでしっかりと務めたいと思う。精いっぱいシーズンの始まりに向けて合わせていくが、開幕からゆるやかにしっかりと上がっていけるような計算をしたい」と意気込みを話しました。
エンジェルス大谷翔平 オープン戦第1号HR 先発登板は回避 - nhk.or.jp
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