ベルギー1部シントトロイデンは10日、元日本代表MF香川真司(32)が加入することで基本合意したことを発表した。

香川は昨年12月に、ギリシャ1部PAOKとの契約を双方合意の上で解消。フリーとなっていた。古巣であるC大阪からも復帰要請を受けていたが、欧州でプレーすることを決断。今月上旬にはシントトロイデン入りが確実な状況となっていた。

10年にC大阪からブンデスリーガのドルトムントに加入し、13年にはプレミアリーグの強豪マンチェスター・ユナイテッドでもプレー。その後もトルコ、スペインでプレーし、海外生活12年目で新たな挑戦の場が正式に決まった。

香川はクラブを通じ「強い気持ちを持って加入することを決断した。チームの目標を達成するために自身のプレーや経験で貢献していきたい」などとコメントした。

日本代表としては国際Aマッチ97試合31ゴール。ワールドカップは14年ブラジル大会、18年ロシア大会の2度出場している。