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Tuesday, August 3, 2021

延長後半にスペインに決勝点許し、決勝進出逃す…サッカー男子はメキシコとの3位決定戦へ - 読売新聞

 東京五輪のサッカー男子は3日、準決勝が行われ、日本は埼玉スタジアムで優勝候補のスペインと対戦、延長後半に失点し0-1で敗れた。6日に行われる3位決定戦でメキシコと戦い、過去最高成績である1968年メキシコ五輪「銅」以来のメダルを目指す。

 【経過】

 6分、スペインが左クロス。ゴール前で日本がヘッドで逃げるが、そのボールをファーサイドからメリノが頭で狙う。これは外れる。

 11分、堂安がドリブルから林へスルーパスを出すが、これはオフサイド。

 14分、堂安がドリブルからスルーパスを狙うが、田中には合わず。

 15分、右サイドから前線にロングパスが出る。林がトラップしてシュートに持ち込むが、オフサイド。

 18分、ミルがゴール前で右足シュートを放つが、吉田が足に当てて防ぐ。

 26分、スペインがワンタッチパスをからめて攻め込もうとするが、ここは日本が通させない。

 31分、スペインは中央からの浮き球を右から折り返し、オヤルサバルが右足でシュートを放つが外れる。

 35分、中山の左クロスに遠藤がニアで足を伸ばすが、これは外れる。

 39分、スペインのミルが抜け出しGK谷と1対1になったが、谷が冷静にシュートを止める。

 43分、久保がゴール右に持ち込みクロス、ニアで旗手と競ったスペイン選手がクリア。

 前半終了、日本0-0スペイン。

 後半開始。

 46分、右サイドからのパスを受けた堂安がシュートするが相手に当たる。

 52分、前線の旗手にパスが渡る。相手DFを背負った旗手は林の攻め上がりを待ってマイナスのパス。林が右足シュートを放つがゴール右に外れる。

 55分、スぺインが左クロス、中央のメリノがシュートに持ち込もうとするが、吉田がスライディングでボールをクリアに行く。メリノが転倒したこともあり、PKの判定が出た。しかし、その後、リプレー検証するVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の末に判定が覆った。吉田のイエローカードも取り消された。

 65分、林と旗手に代わり、上田(鹿島)と相馬(名古屋)が入った。

 70分、スペインはプアドがゴール右からシュートを放つが枠をとらえきれず。

 74分、久保の左クロスはクリアされる。

 78分、久保がゴール左から左足でシュート。相手GKが防ぐ。

 81分、左サイドでパスを受けた相馬がシュートするも決められず。

 87分、88分と日本はピンチを招くが、GK谷が好守を見せる。

 90分、スペインはオヤルサバルが左足でシュート、GK谷が防ぐ。

 ロスタイム4分。

 後半終了。

 延長戦が始まった。日本は久保、堂安に代え、三好(アントワープ)と前田(横浜M)を投入。

 スペインがボールを回して好機をうかがう。

 101分、スペインのミルがゴール前でシュートを放ったが、DFがこれをブロック。

 102分、日本は中山が左クロス、前田が頭で狙ったがゴール上に外れる。

 105分、スペインは左クロスをミルが頭で狙ったが、GK谷の正面。

 延長前半が終了。

 延長後半始まる。

 110分、相馬が倒され、左FKを得る。日本は攻め込むが、なかなかシュートを打ち切れない。

 115分、スペインは途中出場のアセンシオがゴール右から左足シュートを放つ。GK谷も反応したが、ボールはカーブがかかったような軌道で遠い側のサイドネットを揺らした。日本が先制許す。

 119分、田中が下がり、橋岡(シントトロイデン)が入った。

 試合終了。日本敗れる。

            ◇

 過去の五輪での対戦成績は日本の1勝1分けで、68年メキシコ大会は無得点の引き分け、2012年ロンドン大会では、1次リーグ初戦で1―0と勝利した。フル代表の世界ランキングは日本28位、スペインは6位。

 日本の先発は以下の通り。

▽GK 谷(湘南)

▽DF 酒井(浦和)、吉田(サンプドリア)、板倉(マンチェスター・シティー)、中山(ズウォレ)

▽MF 田中(デュッセルドルフ)、遠藤(シュツットガルト)、堂安(PSVアイントホーフェン)、久保(レアル・マドリード)、旗手(川崎)

▽FW 林(鳥栖)

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