稲葉篤紀監督(48)率いる侍ジャパンは先発投手に田中将大投手(32)を立て、準決勝進出を狙う。女房役は梅野隆太郎捕手(30)で、田中将とは7月25日の強化試合・巨人戦で初めてコンビを組み、2回2/3を無失点に導いている。梅野は東京五輪初出場となった。4番は鈴木誠也外野手(26)で、梅野以外は1次リーグの2試合と同じメンバーで挑む。

米国先発のシェーン・バズ投手(22)は、17年ドラフト1巡目(全体12位)で指名された若手有望株。メジャー経験こそないが、160キロ近い速球を武器に、今季はマイナーで先発した12試合で13・26の高い奪三振率をマークしている。

打線ではDeNAに所属しているタイラー・オースティン外野手(29)が、1次リーグ2試合で計4安打4打点の活躍。レッドソックス傘下のトリスタン・カサス内野手(21)、アスレチックス傘下のニック・アレン内野手(22)ら若手も躍動。カサスは19年にマイナーで20本塁打を放ったレ軍トップの有望株で、韓国戦で本塁打を放った。アレンもア軍の有望株で韓国戦で本塁打を放っている。

両チームともに、勝てば4日19時から準決勝・韓国戦を戦う。負ければ4日12時、3日19時から行われるイスラエル-ドミニカ共和国戦の勝者と準決勝進出を懸けて戦う。

【スタメン】

<日本代表>

1(DH)山田

2(遊)坂本

3(左)吉田正

4(右)鈴木誠

5(一)浅村

6(中)柳田

7(二)菊池涼

8(三)村上

9(捕)梅野

(投)田中将

<米国>

1(左)ジェーミー・ウエストブルック

2(二)エディ・アルバレス

3(指)タイラー・オースティン

4(一)トリスタン・カサス

5(三)トッド・フレージャー

6(右)エリク・フィリア

7(捕)マーク・コロズバリ

8(中)バッバ・スターリング

9(遊)ニック・アレン

(投)シェーン・バズ