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Monday, November 6, 2023

【阪神】岡田彰布監督、日本一の分岐点「3戦目の7回以降やわ」侍Jに「アジアでやる必要ない。世界一ちゃうの」一問一答〈2〉 - スポーツ報知

 阪神・岡田彰布監督が6日、大阪市・福島区の阪神電鉄本社を訪れ、杉山健博オーナーにシーズン終了の報告を行った。就任1年目の今季は18年ぶりのリーグ優勝を飾り、38年ぶり2度目の日本一。5日に第7戦までもつれた日本シリーズを制してから一夜明け、囲み取材にも応じた。

 以下は岡田彰布監督の一問一答

―日本シリーズで一番つらかった試合は。

「まあ、あっさり勝って、あっさり負けて、接戦をモノにしたという。まあシーズン通りのね、やっぱり競ったゲームで勝たなあかんという。そういうチームで勝ってきたわけやから。そういう意味では第3戦で5―1で負けるよりも5―4まで追い詰めて、相手のクローザーを9回裏で苦しめたいうのは、4戦目5戦目の勝ちにつながったと思うよ。一番の試合いうたら、その3戦目の7回以降やわな。分岐点いうたらな、日本シリーズの」

―山本を初戦で攻略。

「いやいや、もうメジャー行くから(言っても)ええけど『とにかく低めを狙え』言うたんよ、ミーティングで。第6戦目は(捕手の)若月が結構高め構えとったやろ? 1戦目なんか1回も高め構えてないよ。まあビデオとかみとってな、甘い球は来ないから低めを狙えとミーティングで言った。低めのストレートをな。それで低めのフォークを見送れるから」

(続けて)

「ランナーサードで、よく『外野フライで1点やから、高めのボールを外野フライ打て』って。俺はそんなこと一回も言ったことないけどな。1死三塁は強いゴロで内野抜くように決めといてな。俺は2軍監督の時から、ずっとバッターにそう教えとったから、そういうのちょっとピンと来ないんよ。俺はバッティングコーチが『甘い球が来る』とか言うたらあかん思うわ。相手のピッチャーに失礼よな。そんなレベルの低い野球をしとったら勝てんよな。甘い球がベルトのところ来るとか、あんま言うなと思うけどな。そんなピッチャーはあかんピッチャーやろ」

―第4戦は湯浅の投入。

「湯浅はもうあそこから使おうと思ったから。だって西純と湯浅を一緒に(みやざきフェニックス・リーグ)から帰らせて前の試合は西純を入れたよ、ロングで。湯浅入れてないよ。湯浅は4戦目で使おうと思って、入れてないんやから。3戦目に西純と湯浅を入れて、どっちを投げさすかって迷ったん違うよ。3戦目は湯浅入れてないよ。西純だけやで、2人呼んだけど」

―結果的に流れが変わった。

「いや、結果じゃないんよ。勝つために投げさせただけやから。そんなん、流れを変えようとか、そんなん思えへんよ。別に3―3で、こっちは後攻やから。こっちが有利なんやから、流れ変える必要ないやん。抑えるピッチャーを投げさすだけやんか。あれ、流れ変えたんちゃうよ。同点でいけば、後攻やからこっちにチャンスがあると思うて、バッターを打ち取りに湯浅を投げさせたんよ。でも、そら久しぶりやから、球場はびっくりするやろなあ、湯浅がベンチに入ってることなんか、球場の半分くらいしか知らんやろなとは思ってたけどな。沸くのは当然やんか。それを奇襲とか、そういうんじゃないよ。抑えるために、戦力として入れてるわけやから。まあ、それにプラスアルファがついたわな。湯浅に関しては投げてなかったからな」

―秋季キャンプは。

「まあ人数少ないしなあ、チームの底上げという意味では、11月が一番ええねん。一番鍛えたいやつ2人(侍ジャパンに合流する佐藤輝と森下)おらんけどな。今日もオーナーに言うたんやけどな、そういうの(国際大会)が多すぎるよな。別にアジアでやる必要はないと思うけどな(笑い)。もうアジアナンバーワン、世界一ちゃうの?(笑い)。俺ら現場を預かってるもんとしては、11月というのは、ものすごい伸びる要素のあるな。一番鍛えたいんよ、はっきり言うて」

(続けて)

「1年間ね、2月からやって体力ができてるから、あとはもう技術を教えられる。2月はやっぱりそういうわけにはいかんからな。やっぱり自主トレとかで、そこまでタッチできない部分はあるし。チームとしての機能をしないといけない部分があるから。11月は個人の能力を上げる意味では一番。(2月の)沖縄より暖かいよ。半袖でできると思う。ということは余計練習できるいうことやから。そういう意味では、やっぱり痛いよな、はっきり言うて」

―佐藤輝と森下は一日も秋季キャンプに参加できない。

「えっ、だってもう宮崎(侍ジャパンの合宿)行くやん。(大会と同時に秋季キャンプも)もう終わりやん」

―佐藤輝を鍛えたい。

「そらあ、当たり前やんか(笑い)。去年もそやった(侍ジャパンに参加)から。去年も(秋季キャンプは)最後の1週間だけやから」

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