ツインズは、今季終了後にフリーエージェント(FA)となる前田健太投手(35)と再契約することに興味を示す可能性があると、15日付のジ・アスレチックが伝えた。ツインズは13日(日本時間14日)にバルデリ監督とファルビー編成本部長がシーズン総括の会見を行った。その中で、チームからFAとなる選手についても含め来季へ向けての展望を語ったという。

記事は前田について「球団はマエダにクオリファイングオファー(QO)は提示しない見込みだが、数年の短期で再契約することに興味を示す可能性がある」としている。

前田は2015年オフに広島からポスティングシステムでドジャースに入団し、20年開幕直前にツインズにトレードで移籍。メジャー7年間で65勝49敗、防御率3・92をマークし、ツインズでは18勝14敗、防御率4・02だった。21年に右肘のトミー・ジョン手術を受けて今季開幕から復帰。だが今季は負傷者リスト入りもあり、21試合に登板し6勝8敗、防御率4・23だった。

ファルビー編成本部長は先発ローテの補強について「他球団とのトレードの可能性を探り、FA選手とも可能性を探る」と話したという。