【欧州・海外サッカー ニュース】マンチェスター・シティ（プレミアリーグ）やレアル・ソシエダ（ラ・リーガ）、スペイン代表で大活躍してきたダビド・シルバ。27日に引退を発表している。
現役引退を発表した元スペイン代表MFダビド・シルバに対し、チームメイトである久保建英らがメッセージを送った。
2005年に19歳でプロデビューを飾ると、バレンシアで大きく評価を高め、2010年にマンチェスター・シティへ加入したシルバ。当時は激しいフィジカルバトルが主流で小柄な選手の活躍が難しかったプレミアリーグで、通算309試合出場60ゴール106アシストと驚異的な活躍を見せて4度のリーグ制覇など数々のタイトルを掲げた。またスペイン代表としても、EURO連覇やワールドカップ優勝を達成。2020年からはレアル・ソシエダでプレーし、昨季も公式戦34試合に出場し、チャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献している。
そんな37歳の偉大なベテランMFだが、19日の練習中に左膝の前十字じん帯を断裂したことが判明。長期離脱の可能性が伝えられると、現役引退の可能性も囁かれた。そして27日、自身のSNSで動画を公開。「今日は僕にとって悲しい日だ。僕が人生のすべてを捧げてきたものに別れを告げる時が来た。僕にとって家族のような同僚たちとも、今日でお別れ。とても寂しくなるね」とスパイクを脱ぐ決断を明かしている。
そして、昨季からシルバと共にプレーした日本代表MFも別れの言葉を綴った。久保は自身のインスタグラムに一緒に写る写真を投稿し、スペイン語で「昨季、あなたと分かち合えたことは本当に光栄だった。ピッチ上で僕らに魔法をかけてくれてありがとう。個人的にも、あなたのそばで多くを学び、選手として成長できた。マーゴ（スペイン語で魔法使い）がいなくなるのは寂しいよ」とメッセージを送っている。
また、バレンシアやスペイン代表で共闘したダヴィド・ビジャ氏もSNSで「マーゴの素晴らしいキャリアを祝福するよ。あなたと多くの時間を共にできたことを心から嬉しく思う。ピッチ上でたくさん楽しませてくれてありがとう！ これからの幸運を祈っているよ！」と綴った。さらに、マンチェスター・シティでチームメイトだったMFケヴィン・デ・ブライネも「一緒にプレーした最高の選手の1人。幸せな引退を願うよ。試合について色々なことを教えてくれたね。また会おう、大切な友人」と別れを告げた。
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