PSG、メッシ放出を決断か…無断渡航が決め手で契約延長オファー提示しない意向と報道 - Goal.com

【欧州・海外サッカー ニュース＆移籍情報】パリ・サンジェルマン（リーグ・アン）とリオネル・メッシの現行契約は、今季限りで満了する。

パリ・サンジェルマン（PSG）は、今夏FWリオネル・メッシを放出する考えのようだ。

バルセロナを退団し、2021年にPSGへと加入したメッシ。公式戦71試合で31ゴール34アシストと毎試合のようにゴールに絡む活躍を見せると、また昨年末にはアルゼンチン代表として悲願のワールドカップ制覇も達成。35歳となった今でも世界トップクラスのプレーを続けている。

しかし、PSGとメッシの現行契約は今季限りで満了に。クラブ側が契約延長へ動いていることが伝えられていたが、未だ合意はなし。古巣バルセロナ復帰やサウジアラビアへの移籍など、去就に関して様々な憶測が飛び交っている。

そんな中で2日、PSGはメッシに処分を科したとフランス『RMC Sports』や『レキップ』が報道。アルゼンチン代表FWは、観光大使としての職務のために先日サウジアラビアを訪問し、その影響でPSGのトレーニングを欠席していた。しかしこの訪問をPSG側は許可していなかったため、2週間の活動停止処分とその期間中の給与の支払いも停止することを決断したようだ。

そしてこの行動は、メッシの将来へ大きな影響を及ぼすかもしれない。『レキップ』によると、PSGは今季限りで満了するメッシとの契約を延長しない方針を固めたようだ。2021年にメッシと結んだ2年契約には1年間の延長オプションが付帯していたが、クラブの意思決定者すべてがこのオプションを発動しないことに合意したと伝えられている。

同メディアは、これまでクラブ内部では契約を更新すべきかどうか意見が分かれていたが、今回の騒動で全員が放出に賛同したと報道。メッシは7日の敵地でのトロワ戦、13日のホームでのアジャクシオ戦を処分により欠場し、PSGで残されているのは3試合となったようだ。

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