
【メサ(米アリゾナ州)=帯津智昭】国・地域別対抗戦「2023ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)の出場をけがのために辞退した米大リーグ・カブスの鈴木誠也が28日、キャンプ地のメサで取材に応じ、「本当に悔しい。そこ(WBC)に合わせてずっとやってきていた。日本のチームでやることも楽しみだったし、すごくショック」と心境を語った。
本人によると、今季のオープン戦初戦となった25日の試合前の打撃練習で左脇腹を痛めた。「(それ以前に)若干の体の張りはあったが、野球をやっていれば必ず張りは出てくるので、大して気にしていなかった。脇腹を痛めたこともなかったので、どこまで危ないのかちょっとわからなかった」と前兆があったことを明かした。試合は急きょ欠場。その後に精密検査を受け、医師やトレーナー、監督らと話し合い、WBCの出場辞退を決めた。
日本が金メダルを獲得した2021年の東京五輪で4番を務めるなど、今大会でも活躍が期待されていた鈴木。「久しぶりに日本で、日本のファンの皆さんの前でやれるチャンスがあったので楽しみにしていた。こういう形で離脱になってしまい、すごく申し訳ない。他に日本代表で頑張る選手もたくさんいるので、しっかり応援してもらいたいなと思う」と語った。
けがでWBC出場辞退のカブス鈴木「本当に悔しい。ショック」…打撃練習で左脇腹を痛める - 読売新聞オンライン
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