【サッカー日本代表 最新情報】日本代表は11月23日にカタール・ワールドカップ（W杯）初戦のドイツ代表戦を迎える。
カタール・ワールドカップ（W杯）初戦のドイツ代表戦に向けて、個別調整が続いていた日本代表選手たちが徐々に合流している。【取材・文＝林遼平】
■守田のみが別メニュー
(C)Kenichi Arai
初戦のドイツ戦に向け、チームは最終調整に入った。
ドイツ戦まで残り4日となった19日、日本はドーハでトレーニングを実施。練習前にはケガ人を含め、すべての選手がユニフォームを着て撮影に臨んだ。この日は解説として現地入りした元日本代表の福西崇史氏、佐藤寿人氏、大久保嘉人氏、槙野智章が練習取材に訪れ、森保一監督や選手とコミュニケーションを取る場面も見られた。
公開された冒頭約15分の練習では、ランニングした後、アジリティやボール回し、ロングキックなどで汗を流し、そこからはピッチに置いたダミー人形を使って戦術的な練習を行った模様だ。
気になるケガ人については、唯一、守田英正が別メニューで調整。これまで全体練習に加わっていなかった三笘薫と遠藤航は、公開された部分に関してはともにトレーニングに合流していた。また、カナダ戦で出場のなかった冨安健洋も元気にトレーニングに参加している。
カナダ戦でケガから復帰した田中碧は「体力の問題はカナダ戦をやって多少いいのかなと思いますし、フィーリングの部分は徐々に上がっていくんじゃないか」と主張。復帰した選手たちのコンディションも上向いている。
チームとしては4日前の時点で戦術的なトレーニングを加えるとして、予定より早い段階で非公開練習を実施。初戦に向けて集中力の高まる状況となったことで、長友佑都は「カナダ戦の敗戦があったけど、それが逆に緊張感を高めて、僕としてはいい雰囲気かなと。W杯がいよいよ来たんだなという気がします」と話しており、チーム全体で本番モードに切り替わったようだ。
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