ヤンキース打線が計17三振を喫し、初戦を落とした。サイ・ヤング賞に2度輝いたアストロズの先発右腕ジャスティン・バーランダー投手(39)に対し、7番ベイダーが2回に先制のソロ本塁打を放ったもののわずか3安打で11三振。リゾが8回に3番手右腕モンテロからソロ本塁打で追加点を入れたが、得点は2本のソロのみだった。5番ドナルドソンが3三振、6番カーペンターが4三振と精彩を欠き、三振の山を築いた。チーム17三振は、2020年のレイズとの地区シリーズ第2戦で記録した18三振に次ぐ、ポストシーズンの球団ワースト2番目の記録となる。

ブーン監督は「バーランダーはそれほど切れがなく序盤にチャンスがあると思ったが、途中から立て直し非常にいい投球をした」と振り返り「ドナルドソンは、非常にいい打席もあった。我々は今、リーグベストの相手と対戦しているということだ」と話した。