J1第21節が9日に開催され、17位ヴィッセル神戸は敵地で16位ジュビロ磐田に1-0で勝利した。これで今季初の3連勝。磐田と順位を逆転させ、J2自動降格圏内から暫定的でJ1参入プレーオフに回る16位に浮上した。
勝ち点2差で迎えた残留争いの直接対決。神戸はMFアンドレス・イニエスタを起点に素早く相手の背後を突き、序盤からチャンスを量産していく。
前半8分、イニエスタのスルーパスからFW武藤嘉紀が抜け出し、GK三浦龍輝をかわして右足でシュート。しかし、戻ったDFリカルド・グラッサにブロックされた。
前半12分にはカウンターからMF汰木康也が裏へパスを出し、受けた武藤がドリブルでペナルティエリア内左へ。左足でシュートを放つも、GK三浦に止められた。
なおも神戸の攻勢は続き、前半15分にイニエスタのスルーパスを引き出した武藤がボックス内左から折り返す。これをMF山口蛍が押し込んだものの、武藤のオフサイドで得点は認められない。
ピンチが続いた磐田は守備を修正し、徐々に試合が落ち着き始める。そのまま前半終了となり、後半もスコアレスの時間が続いた。
ゲームが動いたのは後半29分。カウンターの流れから武藤がペナルティエリア内右でR・グラッサに倒され、PKを獲得する。同31分にPKキッカーを務めたのは途中出場のFW大迫勇也。右足で豪快にゴール中央付近へ蹴り込み、2戦連発となる今季3点目をマークした。
さらに後半32分、左サイドからペナルティエリア内へ進入を試みた武藤がDF山本義道のファウルを受け、主審のホイッスルが鳴る。当初はPKの判定だったが、VARの結果、エリア左外でのFKに変更となった。
2失点目につながるピンチを回避した磐田は反撃を試みるも、ノーゴールのままタイムアップ。神戸に逃げ切りを許して今季初の3連敗を喫し、自動降格圏内に転落した。
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神戸が大迫PK弾で今季初3連勝! 敗れた磐田が自動降格圏へ転落 | ゲキサカ - ゲキサカ
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