◆スピードスケート 世界選手権 第3日(5日、ノルウェー・ハーマル)
オールラウンド部門が始まり、女子の高木美帆(日体大職)は前半2種目を終え総合首位となった。500メートルが38秒31で1位となり、3000メートルが4分02秒73で5位。高木菜那(日本電産サンキョー)は総合4位、佐藤綾乃(ANA)が総合6位に入った。2日間で4種目を滑り、総合成績で争う。6日は1500メートルと3000メートルが行われる。
高木美は金1、銀3のメダル4つを獲得した北京五輪後の初戦に臨んだ。500メートルは1位となったが、38秒31とタイムは振るわず「初日の入りとしてはあまり。特に500メートルに関してはすごく良くなかった」と厳しい表情だった。五輪後、息つく暇もなく欧州に転戦。調整の難しさもあったが「いつものシーズンの後半に比べると体だけじゃなくて、いろんなところで疲弊してる部分はないとは言い切れないけど、それは他の人たちも同じ環境下なので」と受け止めた。
世界選手権は4年前に日本勢で初めて総合優勝を果たして以来、2度目の優勝が懸かる。「この大会は私の中ではまた五輪とは違う面白さというか、挑む価値のある大会だなと思っている。五輪が終わって気持ちの波とかはないわけではないけど、自分のできることを最大限やって、このタイトルを取りにいくチャレンジをしたい」。後半は得意種目の1500メートルから始まる。「5000メートルのことを考えると1500メートルで緩んでしまう部分もあると思うので、1500メートルをどう滑るかに集中して挑んでいきたい」と意気込んだ。
高木美帆、世界選手権で総合首位発進 2度目の優勝へ「チャレンジしたい」 - スポーツ報知
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