2日連続で金メダルを獲得し、出場全種目5冠の期待も高まる中、惜しくも銀メダル。村岡は「私は全く5冠ができるとは思っていなかった。期待に応えられず、すいませんという感じです」と語った。
スーパー複合(座位)は、スーパー大回転と回転を1回ずつ滑って合計タイムを競う。村岡は前半のスーパー大回転でライバルのフォルスター(独)に6秒以上の差をつけてトップに。「本当に満足のいく滑りができた」と掲示板を確認して思わずガッツポーズが出た。
しかし、後半の回転はスムーズなターンを刻めず、前半4位のフォルスターに大逆転を許した。会場が高速系から技術系のコースに変わり、雪質が変化したことがポイントになった。村岡は冷静に振り返った。「初めて滑るコースで、びっくりするくらい違った。雪の硬さの質が違い、自分の体も、スキーの調整もうまくいってなかった」
次戦は11日、前回平昌大会で金メダルを獲得した得意の大回転。フォルスターとの一騎打ちの様相を見せてきた厳しい戦いに向け、村岡は「1回休んで、気持ちと体を作り直していきたい」と次を見据えた。(荒井秀一)
村岡「雪質違った」…アルペン スーパー複合「銀」 回転コース苦戦 - 読売新聞オンライン
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