2022年02月14日17時57分
【ニューヨーク時事】北京五輪に参加しているフィギュアスケート女子で15歳のカミラ・ワリエワ選手(ロシア・オリンピック委員会=ROC)がドーピング違反による暫定資格停止処分を解除されたことを受けて、米国オリンピック・パラリンピック委員会(USOPC)のサラ・ハーシュランド最高経営責任者(CEO)は14日、「選手たちは公平な競争の場で戦う権利を持っている。残念ながら、きょうその権利が否定された」との声明を発表し、スポーツ仲裁裁判所(CAS)の裁定を批判した。
「壊滅的な失敗」と批判 ワリエワのドーピング問題―米国反ドーピング機関
ハーシュランド氏は「ロシアに組織的かつ広くまん延しているクリーンスポーツへの軽視を示す新たな一章だ」と指摘。「この件はまだ解決していない」と、薬物違反との戦いを呼び掛けた。
「公平な権利否定」と米五輪委 ワリエワ問題でCAS裁定批判〔五輪・フィギュア〕 - 時事通信ニュース
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