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Sunday, February 6, 2022

小林陵侑、「師匠」葛西がうなる踏み切りのうまさ…ロスなく力伝える - 読売新聞オンライン

 【北京=読売取材団】北京冬季五輪第3日の6日、スキージャンプ男子個人ノーマルヒル(NH、HS106メートル、K点95メートル)で、小林陵侑(25)(土屋ホーム)が104メートル50と99メートル50を飛び、合計275・0点で今大会の日本勢初となる金メダルを獲得した。

 スキー競技での日本勢の金メダルは、1998年長野大会でフリースタイル女子モーグルの里谷多英、ジャンプラージヒル(LH)の船木和喜、LH団体の計3個を獲得して以来6大会ぶり。ジャンプの個人では、72年札幌大会NH(当時は70メートル級)の笠谷幸生を含め、3人目の快挙を遂げた。冬季五輪の日本勢の全競技を通じ、通算60個目のメダルとなった。

 女子モーグルでは、川村あんり(17)(東京・日体大桜華高)が77・12点で5位入賞を果たした。

 トップに立つ目安となる緑色のラインを越えて着地した小林が、力強く右手を握りしめた。「いやあ、うれしい」。25歳のエースが、日本ジャンプ界24年ぶりの金メダルを射止めた。

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