日本相撲協会は２日、小結・大栄翔、幕内・翔猿、剣翔、十両・大奄美（いずれも追手風）、幕内・碧山（春日野）、関脇・隆の勝（常盤山）の３部屋６関取が新型コロナウイルスに感染したと発表した。
代表取材に応じた芝田山広報部長（元横綱・大乃国）は、陽性判明までの経緯について「詳細はわからない。追手風部屋は体調不良者がいて、陽性になったので、検査したら（４人が陽性だった）。碧山と隆の勝はそれぞれ発熱があった」と説明した。
５日に元関脇・嘉風の中村親方の引退相撲、６日に大相撲トーナメント、１１日にＮＨＫ福祉大相撲と花相撲が控えている。芝田山部長は「こういう状況なので、今度の（中村親方の）引退相撲やトーナメント、福祉大相撲の参加予定者は、ＰＣＲ検査を受けることにします」と明かした。日程については専門家と相談の上で決めるが、近日中に実施予定という。
また３日には千葉・成田市の成田山新勝寺で「節分会」が開催され、数人の力士も参加予定だが、芝田山部長は「参加してもいい。ただ、（終わった後の）納会は断るように、とは伝えている」とした。
３部屋６関取が新型コロナウイルスに感染 今後の花相撲は開催予定も参加者はＰＣＲ検査実施へ - スポーツ報知
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