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Friday, February 18, 2022

日本代表ロコ・ソラーレ藤沢五月の逆転4点ショットで日本勢初決勝!20日平昌3決と同じ英国倒して金メダルだ - スポーツ報知

 女子準決勝が行われ、世界ランク7位の日本代表で、18年平昌五輪銅メダルのロコ・ソラーレは、1次リーグ(L)最終戦で黒星を喫した21年世界選手権女王で同2位のスイスを8―6で破ってリベンジし、史上初の決勝進出を決めた。金メダルをかけた20日のラストマッチは、前回平昌大会3位決定戦でも対戦した英国が相手だ。

 ロコが、奇跡を起こした。五輪では18年平昌大会、今大会の1次Lと計2敗だった難敵に“3度目の正直”で大金星だ。前回を上回り、日本史上最高となる銀メダル以上が確定。ついに世界一への挑戦権を手に入れた。サード・吉田知那美(30)は「どんな良質な睡眠を取っても、ゴールドメダルゲームを戦う夢なんて、寝て見る夢でも見たことない」。4年前は観客席で見ていた決勝の舞台にたどり着いた。

 1次L最後の17日・スイス戦では、スキップ・藤沢五月(30)が精彩を欠き、大差で敗れて自分を責めた。気持ちを切り替えるため、全ての感情を吐き出すように涙した。この日の右手には「BE SATSUKI★」の文字。JDリンド・コーチが書いてくれた。「自分らしくの意味を込めて書いてくれたと思う」。第5エンド(E)には、4点を引き寄せる逆転のスーパーショットで5―2。第9Eには大量失点のピンチもあったが、2つの石を同時に円外にはじき出すダブルテイクアウトを連発し、相手を1点に抑えるなど、次々と藤沢の神ショットが決まった。

 過去には、自分たちらしさを見失ったこともあった。2シーズン前に「勝ちすぎてしまった」ことで、課題が見えなくなった。ミーティングがおろそかになり、「勝った後の向上心や探究心が足りなかった」と吉田知。勝ったあとのミーティングは「いつもと一緒」「さっきと同じでやろう」とだけ確認し、具体性に欠けていた。今季は勝利後も内容をじっくりと振り返り「本当に完璧だったか」「さっきと同じにするにはどうすればいいか」と細部まで全員でチェックを徹底。ロコらしい戦い方を取り戻した。

 平昌後はメダリストとしての重圧とも闘い、負けたら終わりの崖っぷちも何度も経験。だが、みんなで踏みとどまり、乗り越えてきた。元日本代表で“マリリン”の愛称で親しまれたチームの本橋麻里代表理事(35)も「心の筋肉がついた4年間」と表現する。ついに頂点まであと1勝。決勝では4年前、3位決定戦を争った英国と再戦する。「(お互いが)4年間、違う状況の中で戦い続けたご褒美」と吉田知。ロコにはきっと金色に輝くメダルが一番似合う。(小林 玲花)

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