
第100回全国高校サッカー選手権は1月4日、等々力陸上競技場とフクダ電子アリーナで準々決勝4試合が開催されている。等々力の第1試合では青森山田と東山が激突。インターハイ準々決勝では青森山田が5-2と勝利したが、選手権で実現した再戦は一転して、1点を争う好バトルとなった。
必勝を期す東山は通常の4バックではなく、守備時に目いっぱい両サイドを下げる5バックを選択。対青森山田の特別布陣でスタートすると、引き込んでボールを奪取する形をツボにはめる。そして前半16分、見事先制に成功するのだ。ロングスローの流れから、左サイドをDF仲里がえぐって鋭いクロスを供給。これをファーで待ち受けたDF夘田が豪快ヘッドで叩き込んだ。
今大会初めて先手を取られた青森山田。焦ることなくじっくりと反撃に出るが、それでも、東山の堅牢をなかなか破れない。激しくポストを叩いた一撃を除き、ビッグチャンスを生み出せないまま、時間だけが過ぎていく。すると前半終了間際、クロスボールに対して相手DFが思わずハンド。幸運な形でPKを得て、これをエースMF松木がGK佐藤にコースを読まれながらもねじ込んで、同点に追いついた。
東の横綱・青森山田が逆転勝ちで国立行き! エース松木のゴールなどで堅守を誇る東山を下す【選手権・準々決勝】 - サッカーダイジェストWeb
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