◆W杯スキー(12日)
ジャンプ男子は、ドイツのクリンゲンタールで個人第7戦(ヒルサイズ=HS140メートル)が行われ、小林陵侑(土屋ホーム)が129・5メートル、139メートルの合計262・8点で今季2勝目、通算21勝目を挙げた。
1回目に首位に立ち、2回目はノルウェー勢が大ジャンプを連発する中でも平常心を失わなかった。不利な追い風条件の中で、ヒルサイズまで1メートルに迫る大ジャンプ。着地後は拳を握り、思わずほえた。優勝が決まると「ぶっ飛んでいきましょう!」と興奮を隠せない様子で喜びをはじけさせた。
W杯優勝は、先月27日のルカ大会以来。新型コロナ陽性反応による10日間の隔離を経て初白星となった。隔離中は自室で可能な練習メニューをこなす異例の調整を強いられた。その中でも、自身が欠場となった試合で動画投稿サイト「ユーチューブ」の自身の公式チャンネルで試合を実況するなど、前を向き続けた。
今月8日にチームに合流し、個人第6戦(11日)は7位。「いい戻り(復帰戦)になった。内容として悪いところは分かっている」と話し、修正点を持って今戦に臨んでいた。エースは一気に優勝までたどり着き、揺るぎない強さを印象づけた。
小林陵侑、日本男子最多更新の21勝目「ぶっ飛んでいきましょう!」 コロナ陽性で隔離も強さ揺るがず - スポーツ報知
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