レッドソックスは5日(日本時間同深夜)、本拠地ボストンで午後8時8分(同6日午前9時8分)開始予定のヤンキースとのワイルドカードゲーム(1試合制)の出場登録選手を発表し、沢村拓一投手(33)はメンバー26人に入らなかった。レ軍は投手12人を登録。足首を故障しているDHの主砲マルティネス、左腕セールもメンバーから外れた。

メジャー1年目の沢村にとっては初めてのポストシーズン(PS)だったが、まさかの登録外となった。相手は伝統のライバル対決でもあり、注目を集める最高の舞台。今季はレギュラーシーズンで55試合に登板し5勝1敗、防御率3・06と活躍。ワイルドカードでの進出を決めた3日最終戦では、イニングまたぎで好投し、チームの逆転勝利にも貢献していただけに、悔しい結果となった。

それでも、PSは各ラウンドごとにメンバー登録の見直しがあり、地区シリーズ以降に登録される可能性は残されている。