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Saturday, October 30, 2021

クーマン解任のバルセロナがアラベスと1-1ドロー…しかもアグエロが目まい、ピケが負傷で途中交代 - Goal.com

最終更新

Getty Images

バルセロナは30日にラ・リーガ第12節、本拠地カンプ・ノウでのアラベス戦を1-1のドローで終えた。

ミッドウィークのラージョ・バジェカーノ戦を落とした直後、その帰りの飛行機でロナルド・クーマン氏に監督解任を宣告したバルセロナ。シャビ現アル・サッド監督が帰還するまでにはまだ時間があり、それまではバルジュアン監督が暫定的に指揮を執る。バルセロナB指揮官はGKテア・シュテーゲン、DFミンゲサ、エリック・ガルシア、ジョルディ・アルバ、MFガビ、ブスケッツ、ニコ、FWデスト、アグエロ、メンフィスを先発で起用している。

バルセロナはクーマン氏がいた頃と変わらずボールを保持。そして彼がいた頃と変わらずフィニッシュフェーズでの崩しのアイデア、そして決定力を欠いていた。前半に迎えた決定機は1回のみ。18分、CKからエリック・ガルシアがヘディングシュートでゴールをうかがったが、これはGKシベラの好守に阻まれた。

バルセロナはさらに38分、アグエロが目まいを感じたらしく、胸を抑えてピッチに倒れ込むアクシデントが……。バルジュアン暫定監督は交代でコウチーニョを投入。アグエロは自らの足でピッチを後にしたが、状態が気になるところだ。

スコアレスのまま迎えた後半、バルセロナは49分に先制に成功。メンフィスがペナルティーエリア手前左から強烈なミドルシュートを放つと、強烈なボールが枠内右に突き刺さった。メンフィスはこれが今季5点目で、その内4点をカンプ・ノウで決めている。1点リードを得たバルセロナだったが、それも束の間だった。52分、ルイス・リオハにホセルとのワン・ツーからペナルティーエリア内への侵入を許し、T・シュテーゲンを破られている。

スコアをタイに戻されたバルセロナは、メンフィスのシュートがポストに当たるなど勝ち越しゴールをなかなか決められない。また69分には今度はピケが筋肉系の負傷でプレー続行不可能となり、バルジュアン暫定監督は彼の代わりにラングレ、さらにガビを下げてリキ・プッチもピッチに立たせた。

アラベスの速攻に手を焼きながらも、ゴールを目指すバルセロナ。終盤にはバルデとアブデ(トップチームデビュー)も入れて最後まで意地の攻めを見せたが、結局ドローのまま試合終了を迎えることになった。バルセロナは連敗こそ2でストップさせたものの、3試合勝利から見放されている状況。勝ち点16で9位に位置している。

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