エンゼルス大谷翔平投手(27)が3日(日本時間4日)、レンジャーズ戦に「2番DH」で出場し、5打数2安打と今季30度目のマルチ安打をマーク。19年以来、2度目となるシーズン100安打に到達した。5回の第3打席に右翼線二塁打、7回の第4打席には、快足を飛ばし二塁内野安打。自己最多の110安打を更新するのも時間の問題だ。

ファウルの打球が当たった右親指が順調に回復し、4日(同5日午前9時5分開始予定)のレ軍戦には、7月26日以来、中8日で先発する。マドン監督は、大谷の登板日程について「できる限り、長く(間を)空けたくはなかった」と説明。ポストシーズン進出は厳しいものの、残り試合も大谷を先発ローテの軸として起用する姿勢を明かした。

その一方、6日からの敵地ドジャース3連戦では、DH制がないため、基本的に代打としてスタンバイ。外野手としてのスタメン出場には、否定的な考えを示した。(アーリントン=四竈衛)