【ジョンズクリーク(米ジョージア州)=平山一有】女子ゴルフの今季メジャー第3戦、全米女子プロ選手権は26日、ジョージア州のアトランタ・アスレチッククラブ(パー72)で第3ラウンドが行われ、32位で出た笹生優花は2バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの75で回り、通算2オーバーの42位に後退した。前日57位の渋野日向子は、17番パー3で10打をたたくなど76と崩れ、6オーバーの68位となった。
全米プロゴルフ協会と米女子プロゴルフ協会(LPGA)は、渋野のキャディーが新型コロナウイルス検査で陽性と判定されたと発表した。渋野は26日の検査で陰性が確認されたため、LPGAの規定に基づき、第3ラウンドをスタートした。
急きょ地元のキャディーとプレーした渋野は、ホールアウト後にこらえきれず涙を流し、「すごく不安だったけど、(18ホールを)回り切れて良かった。つらい中でも、本当に皆さんの声援のおかげで最後まで頑張れた」と話した。
キャディーがコロナ陽性の渋野68位、涙流し「回り切れて良かった」…全米女子プロ第3R - 読売新聞
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