陸上・日本選手権第2日 ( 2021年6月25日 大阪・ヤンマースタジアム長居 )
男子100メートル決勝で多田修平(住友電工)が、10秒15(追い風0・2メートル)で初優勝し、東京五輪の代表に決まった。
持ち味のスタートダッシュでリードを奪うと、ライバルの追撃を許さない。「本当にここまで来るのに長かった。みなさんの支えのおかげ。1位になることが少なかったので、すごくうれしい」。新王者が、場内インタビューで涙を浮かべていた。
17年の桐生祥秀の9秒98、そして今年の山県亮太の9秒95。日本新が出た2度のレースはともに2位で、快挙を横目で見るしかなかった。桐生を破り、山県を上回り、初めて立った日本の頂。しばし、その景色を堪能してから、初の夢舞台に向かう。「五輪ではファイナリストになりたい」。1932年ロサンゼルス五輪で6位に入った吉岡隆徳以来、89年ぶりとなる日本勢の決勝進出を見据えていた。
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多田修平、初日本一で初五輪「すごくうれしい」日本新2度引き立て役も大一番で主役に - スポニチアネックス Sponichi Annex
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