巨人が今季最多の21安打14得点で乱打戦を制し、連敗を2でストップさせた。 1軍に初昇格した新外国人ジャスティン・スモーク内野手(34=ジャイアンツ)とエリック・テームズ外野手(34=ナショナルズ)を即スタメンで起用。初回に岡本和真内野手(24)の先制適時打とヤクルトの三塁手村上の失策で3点を先制。2回に岡本和の中犠飛でリードを4点に広げた。
だが、先発の畠世周投手(26)がピリッとしない。2回に村上に9号ソロを浴びると、その後も元山の2点適時三塁打に投手田口のスクイズで4失点。3回に女房役の大城卓三捕手(28)から4号ソロで1点のリードをもたらされたが、直後に安打と四球を与えて降板。2番手大江もヤクルト打線を止められず、この回に再逆転を許した。
新外国人が加わり厚みを増した打線は、集中力が途切れなかった。4回に岡本和の右二塁打で追いつくと、7回に途中出場ウィーラーの2点適時打で勝ち越し。その裏に山田の同点2ランをあびたが、9回にウィーラーの決勝ソロ、梶谷の3ラン、岡本和の通算100号のメモリアル弾などで6点を奪った。
なお、デビュー戦の両外国人は明暗を分けた。
「6番左翼」のテームズは3回の守備で右足を痛め、担架で運ばれて途中交代。検査の結果「右アキレス腱(けん)断裂」の重傷で、長期離脱は避けられない状況となった。
スモークは「5番一塁」で4打数2安打。両打ちを生かして左右の両打席で安打を放つなど、今後に期待を抱かせる内容だった。
2位ヤクルトとの乱打戦を制し、再び巨人が2位に浮上した。29日の同戦は緊急事態宣言の発令により延期となっているため、今カードは今日が最終日。巨人が2連勝で一気に突き放すか、1勝1敗で再び2位と3位が入れ替わるのか。開幕4戦4勝の先発高橋優貴投手(24)が、山田と村上ら好調なヤクルト打線を封じられるかに注目だ。
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27日ヤクルト戦後の原辰徳監督(62)の主な一問一答は以下の通り。
-打ち合いになったが、打線が集中を切らさなかった
それはお互いのチームもそうだな。それと投手陣が反省するところはやはりあるでしょう。なければこういう試合にはならんでしょう。バッテリーを含めてね、インサイドワークも含めてね。まあまあ、あまりこういう試合というのはプロ的ではないような気がするね。
-岡本和が4安打5打点
個人的な名前を出すと、すごくいろんな名前が出てくるよ。打者に関しては非常にたくさんいいところが出たと言っていいでしょう。
-スモークは
ね! やっぱり右と左(の打席)で、両方とも見事なデビューだったと思いますね。
-岡本和はプロ通算100号という節目
まだ、あと400本、500本を目指して欲しいね。
-この試合から無観客
与えられたルールの中でベストを尽くすと言うことに全く変わりはない。
-テームズは心配
そうですね。アキレス腱(けん)が断裂したということでね。しょうがないですよね。何というかね。
-3番手で野上が好投。通算1000投球回も達成
そうそうそうそう、粘り強く放っていますよね。粘り強く放っているところが良かったと思う。「えいやー」で、ストライク欲しさに投げるような投手では、プロの打者を抑えるのは難しい。1ストライクからインサイドに投げられない投手もいるしね。その辺は技術だけではない。「心技体」と昔の人は言ったけれど、そういうものが、勝負師には大事なんだなというのがありますね。
巨人原監督、スモークは「ね!やっぱり右と左で」/27日試合後一問一答 - ニッカンスポーツ
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