セ・リーグ 巨人14―11ヤクルト ( 2021年4月27日 神宮 )
2連敗中の巨人は27日、無観客開催となったヤクルト(神宮)に14―11で勝利。序盤から点の取り合いとなったシーソーゲームは、新外国人エリック・テームズ外野手(34)の負傷により途中出場したゼラス・ウィーラー外野手(34)が勝ち越し2号ソロを含む4打数4安打3打点と活躍。アクシデントに襲われた2連敗中のチームを救った。
打線は初回、1死一、二塁から岡本和の中前適時で先制。さらに2死満塁から若林の強烈な打球が三ゴロ適時失策となって2点を加えた。2回には1死二、三塁から岡本和の中犠飛で1点を追加。4―4と同点とされた3回には大城の4号ソロで再び勝ち越し。5―6と逆転を許した直後の4回には2死三塁から岡本和が右線適時二塁打で同点とした。
先発の畠は立ち上がりこそ三者凡退に抑えたもの、村上に9号ソロを浴びるなど2回に崩れ4失点。3回無死一、二塁としたところで降板。2回0/3を4安打6失点(自責点5)という内容に終わった。
この日1軍登録されたテームズ、スモークの両外国人はそろってスタメン起用されるもテームズが3回に負傷交代。3回1死一、二塁からオスナの左前打に対しジャンプするも捕球できず。このプレーで足を負傷しグランドに倒れ込み、そのまま担架で運ばれウィーラーと交代となった。
途中出場となったウィーラーは6―6の7回、無死二、三塁のチャンスに右前2点適時打。相手4番手・清水の内角144キロのストレートをしぶとく右方向へ弾き返した。
しかしその裏、4番手としてマウンドに上がった鍵谷が無死一塁から山田に痛恨の被弾。甘く入ったフォークを強打され左翼スタンドに飛び込む9号2ランを浴び、またも同点とされた。
それでも“救世主”ウィーラーが値千金の一発。9回、守護神・石山の4球目、高めのストレートを捉えバックスクリーン直撃の2号ソロ。勝ち越しのホームを踏むとベンチで笑顔がこぼれた。
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頼れる助っ人だ!巨人ウィーラー テームズ負傷の途中出場でチーム救った 値千金2号ソロ含む4安打3打点 - スポーツニッポン新聞社
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