大谷翔平がハンク・アーロン賞の最終候補に選出…米大リーグ機構が発表 - スポーツ報知

　米大リーグ機構は８日（日本時間９日）、卓越した打者をファン投票などで選出するハンク・アーロン賞の各リーグ７人の最終候補を発表し、エンゼルスの大谷翔平投手が名を連ねた。

　本格的な二刀流で活躍した大谷は今季、打者として打率２割５分７厘、４６本塁打、１００打点、２６盗塁などの成績を残した。ア・リーグからは大谷の他に、Ｃ・ムリンス（オリオールズ）、Ｊ・ラミレス（インディアンス）、Ｓ・ペレス（ロイヤルズ）、Ａ・ジャッジ（ヤンキース）、Ｍ・オルソン（アスレチックス）、Ｖ・ゲレロ（ブルージェイズ）が選ばれた。

　同賞はアーロン氏がベーブ・ルースの通算最多記録の７１４本塁打（当時）を更新して２５周年を記念して、１９９９年に創設された。

　◆ハンク・アーロン（Ｈａｎｋ　Ａａｒｏｎ）１９３４年２月５日、米アラバマ州生まれ。５４年にブレーブスでデビュー。歴代３位の通算３７７１安打、同２位の７５５本塁打。６８５６塁打、２２９７打点、１４７７長打はいずれも最多記録。首位打者２度、本塁打王４度、打点王４度、ＭＶＰ１度、ゴールドグラブ賞３度。オールスター選出２１回。背番号４４はブレーブスとブルワーズで永久欠番となり、８２年に野球殿堂入り。２００２年に大統領自由勲章、日本政府からは１５年に旭日小綬章を受章。２１年１月、８６歳で死去した。右投右打。

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